Category Archives: Shop

お洒落なマリファナ・ショップが西海岸にオープン!

え、マリファナって、大麻、つまり麻薬ですよね?

そうです。大麻はカルフォルニア州ではすっかり解禁になっているんですよ。表向きは医療用目的ですが、レクリエーションで利用する人がほとんど。あちこちで、お店が出没、いつでもどこでもマリファナが買えるんです。ヒップホップ・アーティスト達も、「本職の音楽より儲かる」と、マリファナ・ショップを次々にオープンしています。

Bernerがオーナーの「クッキーズ」

その名も可愛らしい「Cookies Store」がカルフォルニア州、サンフランシスコに開店しました。オーナーはラッパーのバーナー(Berner)です。え、聞いたことがない?元々、マリファナ・ファンのための「カニバス・クラブ」を運営したバーナー、その活動を通して、クサが大好きなラッパー、ウィズ・カリーファと繋がり、レコード・デビューを果たしました。

音楽の方はバカ当たりとはいきませんでしたが、自称「マリファナ博士」のバーナー、カリフォルニアで昔から栽培されているカニバス、ガールスカウト・クッキーズやサンセット・シャーベットといった種類の葉っぱに改良をかさね、独自のブランド「クッキーズ」を開発しました。彼の農園では、いくつもの種類のマリファナが栽培されています。香料を加えたり、さまざまな努力により、「最高のマリファナ」をみなさまに楽しんでもらおうと日夜がんばっています。マリファナは種類もバラエティに富んでいるのできっとお好みの商品がみつかるはず。

価格はブランドにより幅があります。購入の際の単位は1/8オンス、ジョイントにすると、タバコ・サイズにして7, 8本というところでしょうか。「クッキーズ」では、ブランドにより価格に幅があり、$20(¥2,250)くらいから、デザイナー・ブランドの$70(¥7,890)くらいまで。

大麻の種子入りのビタミン・ドリンク、ヘンパイア(Hempire)というのもあります。それも、オーガニックで作った「体にやさしいジュース」だそう。お店のロゴ入りシャツ、帽子、アクセサリーもいろいろ揃っています。

以下、お店のオープニングの模様です。

サイプレス・ヒルのB. リアルの店、Dr. Greenthumb

この8月15日(日本では終戦記念日)に華々しくオープンしたお洒落なショップ、「ドクター・緑の親指 Dr. Greenthumb薬局」のオーナーは、何と、90年代に活躍したラップ・グループ、サイプレス・ヒルのB. リアルなんです。寝ている時以外はずっとクサを吸いっぱなしのB. リアル、趣味が高じてマリファナ・ビジネスを始めてしまいました。お店の場所は、カルフォルニア州のサン・フェルナンド・ヴァリ―地区です。

「ドクター・グリーンサム薬局」では、40品目以上のクサを取り揃えています。約20年にわたり大麻の研究を続けているパートナー、フジシマ・ケンジ氏と共同で開発した、南カルフォルニアで人気の OG Kushを改良したものが中心だそう。お洒落でハイエンドなドクター・グリーンサムですが、お値段のほうはバーナーの「クッキーズ」とだいたい同じくらい。1/8オンスで$25(¥2,820)くらいから揃っています。オープニングの日は、B. リアル本人が自らお店に出向き、レジ・カウンターでお客様サービスに勤めていました。

R.O.K.C. Ramen comes to Harlem

 

ROKC_ramen2
日本語

An authentic ramen shop featuring oyster bar and very innovative cocktails opened in Hamilton Heights. At the corner of 141st Street and Broadway, “R.O.K.C. Ramen” has the wood framed windows and traditional printed fabric screens called Noren out front that shows the sign of the real classic Ramen-Ya yet it looks very modern and stylish.

ROKC_ramen6

ROKC_ramen4
The name R.O.K.S. stands for Ramen + Oyster + Kitchen + Cocktails, the concept of the shop. This is absolutely one of Hamilton Heights (West Harlem) best new hotspots. Oysters, Cocktails & Ramen……..? I thought it was a bit unauthentic but when I learned that the owners had both worked at the renowned East Village speakeasy, “Angel’s Share,” I felt it really made sense.

r-o-k-c-ramen-edamame-img_0758
ROKC_ramen5
They serve no plain food. Their Edamame is infused with a touch of Yuzu! The Kyoto ramen is very good with a mix of fish broth and chicken broth. The Tokyo ramen is soy sauce flavored fish based broth topped with pork-belly, garlic oil, bamboo shoot and mizuna.

Not only is the specialty ramen spot the place to go in Hamilton Heights for soup noodles but now crafted cocktails are in the mix.

R.O.K.C. Ramen Kyoto IMG_0781

R.O.K.C. Ramen Tokyo IMG_0764

R.O.K.S. Ramen
3452 Broadway (at 141st Street)   MAP

ROKC_ramen2

Harlem Haberdashery お洒落ブティック「ハーレム・ハバダシェリー」- Urban Traditional Fashion Boutique

READ IN ENGLISH

Harlem Haberdashery
ハーレム・トラディショナル、お洒落なブティックが登場

245 Lenox Avenue
(between 122nd & 123rd Street)
New York, NY  MAP
Phone: (646) 707-0070

ハーレム育ちのガイ・ウッドがメンズ・ブティック「ハーレム・ハバダシェリー」をオープンして話題になっています。

20年ほど前、「5001フレーヴァーズ」というブランドでデビュー、ヒップホップ・アーティストたちの間でブームとなり一般にも浸透したアーバン・ファッションの火付け役、それがガイ・ウッドでした。

Biggie Smalls – 5001 Flavors

ビギーのシカゴ・ギャング風のストライプ・スーツは「デブでもかっこいい」と好評を博し、ヘヴィー・ディーの特注レザー・スーツは業界の注目を浴びクィーン・ラティファなど大型ラッパーたちから注文が殺到しました。90年代初期、まだ駆け出しのPディディークレイグ・マックトータルなど立ち上げたばかりの自社バッド・ボーイ・アーティストたちのビデオ用衣装を発注したり、まさに5001フレーヴァーズは「ヒップホップ界御用達ブランド」へと急成長したのです。一般からの要望もあって今度はTシャツ、フディー、ジャージー、ジーンズなどカジュアルな既製服ラインも始め、ブランドとしても確立し定着していきました。

Elite Force in Japan

人づてに紹介されたガイ・ウッドと当時のパートナー、トロイ・ジョンソンに私が初めて会ったのは90年代初期のこと。彼等のロゴTシャツのデザインが良かったので、日本でヒップホップ・グッズを扱っている知り合いのお店に話したところ「是非購入したい」と即決、5001フレーヴァーズが日本に初上陸しました。95年、エリート・フォースというヒップホップ・ダンス・チームが日本初公演することになり、私がそのプロジェクトの手伝いをすることになりました。当時、Maurice Malone というデザイナーがヒップホップ界で話題になっていて、ちょっと迷ったのですが、「5001 Flavors」のロゴTシャツとジーンズをエリート・フォースのステージ・ユニフォームにすることを決定。日本では東京、大阪、広島をまわりました。そのダンス公演のお陰で、日本でもファイヴ・サウザンド・ワン・フレーヴァーズが爆発的人気を呼び、追加注文が相次ぎとても忙しい思いをしました。あの当時はまだガイ本人がミシンをがちゃがちゃ踏んで服を作っていました。

新しく開店した「ハーレム・ハバダシェリー」では自社ブランドのほか、若手デザイナーの商品も置いています。そのうちのひとつ、オーナーの息子、ガイ・ウッド・ジュニアが立ち上げた「ブラック・ビリオネアーズ」のデザインがかっこいいと評判になっています。お洒落なメンズ・ファッションのお店ですが、女性用のワンピースやジーンズもあります。お値段はTシャツで40ドル前後と安くはありませんが、訪れるファッショナブルなお客さんには好評なのだそうです。

ガイにお店のコンセプトを聞いてみたら、「ハーレムの人たちはもともとすごくお洒落。オレ、ずっと小さい頃から近所のピンプやギャング、ミュージシャン、弁護士とかあらゆるタイプの人を見てきて、自分なりのファッション観を培ってきた。あくまでトラディショナルだけどカラフル、そしてちょっと遊び心のある服、それがハーレム・ハバダシェリーのスタイルかな。」という答えが返ってきました。

毎週木曜日の夕方はお店でネットワーキングのパーティーを開催、だれでも自由に入れます。 蝶ネクタイに太いフレームの眼鏡をかけた黒人の男の子や、細いパンツの裾を上げてカラフルなレザー・スニーカーを強調しているショート・アフロのお兄さんなど、集まってくる人はみんな若くて個性的。ネオ・ハーレムの若いエネルギーが炸裂しています。アップタウン・ファッションの震源地、「ハーレム・ハバダシェリー」一度覗いてみませんか。

http://www.harlemhaberdashery.com/#!home/mainPage

Harlem Haberdashery – Urban Traditional Fashion Boutique

READ IN JAPANESE

Urban Traditional Fashion Boutique–

Harlem Haberdashery

245 Lenox Avenue
(between 122nd & 123rd Street)
New York, NY  MAP
Phone: (646) 707-0070

“I just love Harlem. I eat and sleep Harlem. It has such great flavor,” says Guy Wood, the owner of the new men’s boutique, Harlem Haberdashery. The store is operated as a family business specializing in selling upscale men’s and women’s clothing. Price range is from $20 to $1,000.

Now, after more than 20 years in the design business, Wood, who started 5001 Flavors with his wife Sharene, has opened his first retail location on Lenox Avenue and 122nd Street in Harlem where he grew up.

 The store carries designers such as Search and Rescue, who find vintage items such as jeans and suitcases and put their own spin on the items. Other new designers include Sophistifunk from New Jersey and Poetik Designs. Wood’s son, Guy Wood Jr., also has a clothing line featured at the shop called Black Billionaire.

Biggie Smalls a.k.a. Notorious B.I.G.

I was inspired to walk in Harlem Haberdashery because of the huge mural of the shop’s logo outside of the store. I was greeted by a very hospitable young lady who told me that her father, who was in the clothing business for 20 years, started this store. I was very curious because I thought he must be somebody I know. It turned out that person was Wood, one half of the creative force of 5001 Flavors, the famous hip hop brand in early 90’s. I was the first person to introduce their signature logo T-shirts, jeans and jerseys in Japan. I brought one of the top hip hop dance teams from New York, the Elite Force, to Japan and dressed them with 5001 Flavor gear on stage. Young kids in Tokyo, Osaka, Hiroshima, and throughout Japan fell in love with this brand new cool urban style.

Elite Force in Japan

Harlem Haberdashery opened just four months ago and quickly became a hot spot in the neighborhood with its super fashionable weekly Thursday networking party. You can just walk in. No guest list, no cover charge!

For more information about the boutique, check out their site:

http://www.harlemhaberdashery.com/#!home/mainPage

Yasuko Ito