ユニバーサル・ヒップホップ・ミュージアムのポップアップ開催間近!要チケット予約!

いよいよ12月6日より、初のヒップホップ博物館、「ユニバーサル・ヒップホップ・ミュージアム」のポップアップが始まります。入場は無料ですが、混雑が予測されるため、時間制となりますので、必ずチケットの予約をして下さい。以下、詳細です。

チケット予約リンク: https://www.uhhm.org/revolution-of-hip-hop/

ポップアップ名: [R]Evolution of Hip Hop

場所: Bronx Terminal Market – 610 Exterior St., Bronx, NY 10451

地下鉄最寄り駅: 2, 4, 5 149 Street and Grand Concourse

入場料: 無料 (要チケット予約)

開館時間: 水 – 土 10:00am – 7:00pm

日   1:00pm – 7:00pm

月・火休館

12/24, 12/25 & 12/31休館

ユニバーサル・ヒップホップ・ミュージアは、マイクロソフトとマサチューセッツ工科大学 Center of Advanced Virtuality の協賛で、1970年代からのヒップホップの歴史、及び文化の保存育成を目指した博物館です。ヒップホップの4つの柱、MC、DJ、ブレイクダンス、グラフィティの展示、そしてヴァーチャル体験を楽しめる空間を実現しました。ポップアップ会場は、スペースが狭いため、第一弾オープニングは70年代のヒップホップ黎明期に焦点を当てます。グラフィティ満載の地下鉄車両を展示するほか、ラッパーのパイオニア、カーティス・ブロウの40周年を記念し、「Christmas Rappin Special」展を開催します。

オリジナルTシャツなど、ロゴ商品は、今のところネットのみの販売ですのでご了承下さい。スペースの拡張が決まり次第、館内にもギフト・ショップを設置する予定です。

チケットはひとり、10枚まで入手可能なので、ご家族そろってお楽しみ下さい。

伊藤 弥住子

ヒップホップ発祥の地ブロンクスにユニバーサル・ヒップホップ・ミュージアム (UHHM) が誕生!


ありそうでなかったヒップホップのミュージアムがニューヨークのブロンクス、ヤンキー・スタジアムの西、149丁目 (65 E. 149th St.) に誕生することになりました。それに先駆けて今年12月ポップアップ・イベントが開催されます。

ニューヨーク市は、ブロンクスのハーレム川沿いの145丁目から149丁目の  全面積752,240平方フィートに、再開発プロジェクトの複合施設、「ブロンクス・ポイント」を建設することを発表しました。ショッピング・センター、映画館、子供博物館、レストラン、フードコート、ワークショップの他、市民のための高層住宅も建設されとのこと。この施設の中に、「ユニバーサル・ヒップホップ・ミュージアム (UHHM) 」がオープンするとのことです。

ラッパーの草分け、カーティス・ブロウ

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コロンバス・デー 嘘で固められたアメリカの歴史

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アメリカでは、毎年10月12日はコロンバス・デーを祝います。

アメリカの教科書には、「イタリア人の探検家、クリストファー・コロンバスが1492年10月12日にアメリカ大陸を発見した。」と書いてあります。すでに先住民がいたことは、さすがに今はアメリカ人たちも知っているようですが、今だにアメリカ大陸を“発見”したイタリア系コロンバスの“功績”を讃え、様々な式典が執り行われています。ニューヨークでは、エンパイア・ステート・ビルに、イタリアの国旗色、赤、白、緑のライトが灯され、10月14日(月)にはフィフス・アベニューでパレードが開催されます。

最近では、「コロンバスがアメリカ大陸を発見した」という記述が、「コロンブバがアメリカ大陸に上陸した」に変わってきているようです。いずれにしても、アメリカは、「コロンバスが発見した新大陸に、ヨーロッパからの入植者たちが築き上げた民主国家がアメリカで、コロンバスは建国の父。」というプロパガンダを流し続けてきました。実は、コロンバスは、アメリカ大陸に上陸したことはなく、最初に漂着したのは現在のキューバだったのです。それだけではなく、コロンバス本人は中国に上陸したと確信していたようなのです。1492年、すでに中国と日本の存在をイタリア人のコロンバスは知っていたのです。

先住民の日 Indigenous People’s Day

その後、アメリカはイギリスなどの植民地となり、白人入植者たちによって先住民(アメリカ・インディアン)たちが大量虐殺され、土地を奪われ、作物の実らない僻地へ追いやられました…….。コロンバスだけの責任ではないにせよ、その発端となったコロンバスのアメリカ上陸を記念して祝う、というのはインディアンにしてみたら屈辱以外のなにものでもありません。「アメリカ大陸発見? ふざけるな、オレたちがすでにいたじゃないか…..!」、先住民(アメリカ・インディアン)たちは、「コロンバス・デー」を祝うことに抗議し、この日をIndigenous Peoples’ Day(先住民の日)にするよう求めています。

コロンバス・デー・セール

フロリダ州、ハワイ州、オレゴン州、バーモント州、サウス・ダコタ州、ニューメキシコ州、メイン州など、先住民の多く住む地域では、コロンバス・デーを廃止し、「先住民の日」に定めました。リベラルなはずのニューヨーク州ですが、一部、ウッドストックなどを除き、まだこの動きには同調しないようです。毎年、小売業界では大々的に「コロンバス・デー・セール」というのを開催しているので、「先住民デー・セール」と謳ったのでは商業的に好ましくない、ということでしょうか……。今後の動向が注目されます。

伊藤 弥住子

Zimbabwe 元大統領、ロバート・ムガベ(95歳)死去

日本ではあまり知られていないかも知れませんが、南アフリカにジンバブエという国があります。そこで37年間大統領として君臨した、ロバート・ムガベ氏が、9月6日(金)、95歳で亡くなりました。

ジンバブエといえば思い出すのが、アメリカのハリウッド・ベーシックというレーベルから初デビューした、ヒップホップ・グループ、ジンバブエ・レジット (Zimbabwe Legit)。1992年、ニュー・ミュージック・セミナーという、ヒップホップのイベントがあって、世界各国からアーティストたちが集まっていました。そこで、アキムとドゥミの兄弟デゥオ、ジンバブエ・レジットに出会いました。アフリカでもヒップホップをやっている人たちがいるんだ、と驚きましたが、日本からだって高木完さんとかが、イベントに参加していたんですから不思議はないはずですよね。ZLのメンバーに会って、なんだかアフリカが少し身近になったような気がしたものです。まだあどけない少年のような顔をしているのに、「ジンバブエは内戦や貧困でひどい状況なんだ。とにかく、政府が腐敗している。何とかしないといけない。」と、まるで革命でも起こしそうな勢いで熱く語っていたのが印象的でした。

ジンバブエという国のことを聞いたのも初めてだったような気がします。あ、昔「ローデシア」という国だったんですよね。イギリスの植民地だったのが、独立して地元のアフリカ人が大統領になったのはよかったのですが、やがて独裁色が強くなり、独立前の方がまだマシだったかもしれないと国民は不満をもらしはじめました。その大統領、1980年から2017年まで、37年にわたり、ずっとジンバブエを統治していたのが、ロバート・ムガベだったのです。独立当初は、革命の英雄のようにもてはやされ、英国植民地時代の劣悪な環境から解放されると国民は期待していましたが、やがて、ムガベ政権に反対する者は容赦なく虐殺され、独裁路線をまっしぐらに駆け巡って行ったのでした。悪政が祟り、2007年には失業率は80パーセントにものぼり、ハイパー・インフレーションで経済はガタガタという有様……。

90歳を過ぎた大統領、国会で居眠りをしたり、年齢的にも公務はムリなことは明らか……。政府関係者の再三の辞任要求も無視、2017年末、とうとう軍隊を出動させ、ロバート・ムガベを幽閉して、元の副大統領をジンバブエの新しい大統領に据え、政権交代を行いました。これを機に、(95歳で亡くなったムガベ氏には申し訳ありませんが)ジンバブエが過去の膿を吐き出して生まれ変わってほしいと思います。

ジンバブエ・レジットというグループは解散してしまったようですが、メンバーの片割れ、ドゥミは現在もO.U.O. (Of Unknown Origin) 名義でアメリカなどで音楽活動をしている模様。

Zimbabwe Legit の音楽に興味ある方はこちらをどうぞ。

伊藤 弥住子