クエストラブとの関係とは?大西洋を渡った最後の黒人奴隷の証言 「バラクーン、カットジョー・ルイス物語」

Barracoon
The Story of the Last “Black Cargo”

by Zora Neale Hurston

ルーツのドラマー、ウ エスト・ラヴと最後の奴隷の関係

黒人民族フォークロア作家のゾラ・ニール・ハーストンの取材に基づく最後の黒人奴隷、カットジョー・ルイスの生の声を再現した物語、「バラクーン」がこの5月に出版されました。作家のハーストンは1960年、すでに他界しています。彼女は1927年(今から91年も前です)、唯一生存するアフリカから連れて来られた奴隷のカットジョー・ルイス(当時86歳)の取材を試み、本の原稿を書き上げ、1931年出版する予定でした。ところが、原稿を読んでみると、アフリカ奴隷貿易に当時のアフリカの国王や地元の軍隊などが加担していた事実が書かれていたのです。ハーストンは、ベニンのアフリカ人、カットジョー・ルイスの言葉をそのまま書き表したと説明していましたが、有力黒人団体NAACPAなどにとってはとても「不都合な真実」だったらしく、彼女の草稿をそのまま出版しようという出版社もなく、日の目を見ることはありませんでした。やっと、87年という長い歳月を経て、出版に至ったとても貴重な証言だといえます。

実はこの物語が、ルーツのドラマー、ウ エスト・ラヴと大いに関係があるのです。
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Make My Fish Harlem ハーレムの新しいフィッシュ屋さん


大手スーパー・マーケット・チェーンのWhole Foodsが125丁目の目抜き通りに出現したり、目まぐるしい発展を遂げているハーレムに、また新しいお店が登場しました。

116丁目、レノックス・アベニュー(今はマルコムXブールバードと改名)近くにできた「メイク・マイ・フィッシュ・ハーレム」では、新鮮なお魚のフライやグリルをハーレム価格で提供しています。テイクアウトのお店ですが、混んでいなければカウンターでも食べられます。お薦めは何と言ってもお魚料理の代表格、「フィッシュ&チップス」です。イギリスの名物ですが、アメリカのレストランでもクラシック・メニューのひとつとして親しまれています。本家、イギリス風ではコッド・フィッシュやポラックといった白身魚(鱈の一種)のフィレを使いますが、ハーレムのMake My Fish では、黒人の間で馴染みの深い小ぶりのホワイティングを丸ごと薄い衣をつけて揚げています。メニューはフィッシュ&チップスの他に、シュリンプ・フライやシーフード・コンボなどがあります。いかにもハーレムらしいのは、フィッシュ専門店なのにチキン&チップスやチキン&チップスワッフルなど鶏料理があること。チキン専門のお店よりずっと美味しいと評判です。


この写真はテイクアウトしたものを自宅で皿に盛って写したのですが、これで、半分の量なんです。ディナー二人分くらいの量で、なんとタックス込みで$7.25(約795円)という驚異のお値段。とてもフレッシュで、あっさりしていて日本人好みの味です。


あまり美味しいとはいえない料理なのにオーバープライスなレストランが増えているハーレム、とても良心的でフレンドリーな「メイク・マイ・フィッシュ」は地元の人のための憩いの場として愛されているようです。近くに行ったら立ち寄ってみてください。

Make My Fish Harlem
120 W 116th St
New York NY 10026 MAP

6月19日はジューンティーンス独立記念日 Juneteenth Independence Day


Juneteenth Independence Day

6月19日はジューンティーンスという、黒人にとっての独立記念日です。リンカーン大統領が発令した奴隷解放宣言によって、これまで奴隷だった黒人たちはみんな「自由」になったのです。

奴隷解放令が施行されたのは1863年1月ですが、なぜかテキサス州にそのニュースが伝わったのは、2年半もあとの1965年、6月19日だったのです。

その理由は定かではありませんが、この日をもって正式に奴隷たちが解放されたというおめでたい日というので、ジューン・ナインティーンスを省略して「ジューンティーンス」というお祝いをするようになったそうです。祝日とはいえ、学校や仕事がお休みになるわけではなく、テキサスなど、ごく一部で、「有給を取って休んでもよい」とされているようです。

黒人の間でもあまり知られていない祭日でしたが、ドナルド・トランプ政権になってからは、「ブラック・ライヴス・マタ―(黒人人権尊重)」の気運が高まり、注目されるようになりました。

マーティン・ルーサー・キング牧師が亡くなってから50周年ということもあり、ニューヨークでは、キング牧師と共に黒人公民権運動の活動家として名高い、ハリー・ベラフォンテを迎えて大きなイベントが開催されます。参加無料。以下、詳細です。

「第4回ジューンティーンス祭典」

日時:6月19日 7:30pm

場所:リバーサイド教会490 Riverside Dr., New York, NY 10027

無料:Free and open to all!

https://www.trcnyc.org/event/juneteenth-2018/

スパイク・リー監督の映画「BlacKkKlansman」カンヌ映画祭で絶賛!Spike Lee’s “BlacKkKlansman” Wins the Grand Prize of Cannes Film Festival


このところ振るわなかったスパイク・リー監督、久々の新作、「ブラック・クランズマン」がカンヌ映画祭で大絶賛され話題になっています。


今年8月に公開予定の「ブラック・クランズマン」は元警察官、黒人のロン・ストールワースが白人至上主義秘密結社、KKKのメンバーになりすましスパイ活動をしたという実話に基づいた物語です。主役を演じているのは、あの名優、デンゼル・ワシントンの息子ジョン・ディヴィド・ワシントン。

コロラド・スプリングの警察官だったロン・ストールワースは、ルイジアナ州を基盤に広がっていたネオナチ秘密結社、KKK (Knights of Ku Klux Klan) のメンバー募集という新聞広告に興味を持ちます。遊び心から、広告に載っていた私書箱宛てに手紙を書きます。コロラド・スプリング警察署で初めて採用された、たった一人の黒人警官ロンは、白人を装って、「ニガーやメキシカン、チャイニーズ等をのさばらしておく訳にはいかない。オレたち白人の国を取り戻そう。」と、現在のトランプ大統領まがいの人種差別メッセージを書いて投函しました。今から40年前の1978年のことでした。冗談のつもりだったのが、一週間ほど経って、彼が連絡先として残した職場のホットラインに電話がかかってきてしまいます。「KKKの者だが……..。」

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