ウータン・クラン・ドキュメンタリー番組Wu-Tang Clan: Of Mics And Men この春放映

ウータン復活!

ウータン・クランのデビュー・アルバム、「Enter The Wu-Tang (36 Chambers) 」がリリースされたのは1993年、あれから25年も経ってしまいました。記念ライヴなど、さまざまなイベントで、またウータンが復活の兆し……..。

Rケリーの告発ドキュメンタリー、「Surviving R. Kelly」が大反響を呼び、絶好調のショウタイムTVが、今度は、このウータン・クランのドキュメンタリー番組、サーシャ・ジェンキンス監督の「Wu-Tang Clan: Of Mics And Men」の権利を買ったというニュースを発表。番組構成はパート1 – 4、放映はこの春の予定だそうです。

未発表映像初公開

彼らの出身地、シャオリン(スタテン島)のプロジェクトの当時(1993年頃)の映像のほか、ウータン・クランの誕生から、現在までの各メンバーの活躍など、レアな映像を初公開。音楽と情報が満載な「ウータン・クラン物語Of Mics And Men」、必見です。なお、タイトルのOf Mics And Menは、作家、ジョン・スタインベックのヒット作、「二十日鼠と人間Of Mice And Men」にちなんだもの。本の内容とは関係ないようです。

番組のトレイラーはこちら:

https://www.youtube.com/watch?v=qHajQrHjD24

Y.D.B. (Young Dirty Bastard)

久々のライヴ、ウータン一族今だ健在!

デビュー25周年記念とあって、ウータンのメンバーたちもパワー・アップ。久々に全員(2004年に亡くなったO.D.B.を除く)結集し、1/26(土)と1/27(日)、ニューヨークのクラブイベント会場、Terminal 5 にてライヴを開催しました。O.D.B.(Old Dirty Bastard) を彷彿とさせる長男、Y.D.B. (Young Dirty Bastard)が飛び入りし、大盛況だったようです。

 

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祝マーティン・ルーサー・キング・デー 2019

Martin Luther King Day 2019

1/21(月)はマーティン・ルーサー・キング・デー、公民権運動活動家の代表、マーティン・ルーサー・キング牧師の誕生日を祝う祭日です。

1968年4月4日、39歳で暗殺された黒人牧師、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(MLK Jr.)が生まれたのは1929年1月15日。本来ならば、本日1/15に祝うべきですが、1月の3週目の月曜日を正式な祝日とする取り決めに従い、今年は来週の月曜日、1/21がその日にあたります。学校、及び、公共の機関はお休みになります。

ところで、MLK Jr.の本名はマイケル・キングだったそうです。知っていましたか。以前にも、このサイトで取り上げたことがあります。過去の記事を抜粋しましたので、以下、ご参照下さい。

キング牧師、名義変更の本当の理由

余談ですが、キング牧師の本名はマイケル・キングです。なぜ、マイケルがマーティンになったのでしょう。その背景を調べてみました。

父親のマイケル・キング・シニアは、やはりバプティスト教会の牧師でした。1934年、アメリカ・バプティスト教会代表団の一員として、ヒトラーの統治下のドイツを訪れました。当時、ベルリンの教職者たちの間では、たばこも吸わない、酒も飲まないヒトラーを模範的クリスチャンとして好意的に受け入れていた、という記録が残っているそうです。ナチス・ドイツの旅から故郷のアトランタに戻ってきたキング・シニアは、ドイツの有名な宗教改革者、マルティン・ルーター(Martin Luther 1483 – 1546)の偉業にいたく感銘し、自分の名前をマイケル・キングからマーティン・ルーサー・キングと改名しました。その頃、家族の間ではリトル・マイクと呼ばれていた5歳児の長男、マイケル・キング・ジュニアも、父の改名に伴い、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアと名乗るようになったのだそうです。

懐かしの70年代ソウル・ミュージック満載、BET「アメリカン・ソウル」、2/5放映開始!

Love, Peace and Soul

‘American Soul’: BET Drama

70年代の人気番組、「ソウル・トレイン」をドラマ化した、BET (Black Entertainment Television) 制作のテレビ番組、「アメリカン・ソウル」がいよいよ2月5日から放映されます。

BETの発表によると、この「ソウル・トレイン物語」は史実とフィクションを交えた、知られざるソウル・トレインのエピソードを満載している、とか……。まだ、黒人のための娯楽番組がなかった70年代初期、ドン・コーネリアスがシカゴで始めた、ソウル・ミュージックとダンスをフィーチャーしたテレビ番組、「Soul Train」は、その放映が始まると、瞬く間に全米に広がり、黒人たちだけでなく、白人のトレンディ―な若者たちを魅了し、さらに世界的な現象となってしまったのは周知の事実です。

司会者、ドン・コーネリアスやプロデューサー、ミュージシャンたちの裏話も気になりますが、何と言っても、今のアーティストたちによる音楽パフォーマンスが話題になっています。

グラディス・ナイトを演じるのは元デスティニー・チャイルドのケリー・ローランド。グラディスのようなハスキーな声で歌うため、さまざまな努力をしたそうです。「ウィスキーをガブ飲みして声をつぶしたらどうか、とトライしたけど、全く効果がなかった。」と告白しています。そんなケリーの歌うグラディスのヒット曲、「Midnight Train to Georgia」は聴きものです。

1970年にスタックス・レコードが放ったダンス・ヒット曲、ルーファス・トーマスの「Do The Funky Chicken」をカバーするのは、ちょっと驚き、元New Editionのリード・シンガーだったボビー・ブラウン。ルーファス・トーマス (1917 – 2001) はメンフィス出身で、当時は、全米で一番ファンキーなR&Bシンガーだと言われたほど。まだ17歳だった娘のカーラ・トーマス(Gee Whizが1961年に大ヒット)とともに、一世を風靡したこともありますが、最近の若い人たちは知らないですよね。

他にも、モータウン・レコードの花形歌姫、ダイアナ・ロスを、元デスチャのミシェール・ウィリアムスが演じたり、K. ミシェールが、同じくモータウンのガール・グループ、Martha and the Vandellasのリード・ヴォーカル、マーサ・リーヴスの歌をカバーしたり、70年代ソウル・ミュージックを再現した、楽しいエンターティンメント番組に仕上がっているようです。

American Soul – BET

2019年2月5日9pm スタート

全10話

 

 

R. ケリーの性奴隷から解放された少女たち

Surviving R. Kelly – Lifetime TV

 R. ケリードキュメンタリーTV番組

新しい年が明けた早々、1月3日の夜、R&B界のキング、Rケリーの少女スキャンダルに焦点をあてたドキュメンタリー「Surviving R. Kelly(Rケリーの性奴隷から解放された少女たち)」が放映され、物議をかもしています。

Andrea Kelly

出演者は、当時ティーンだった被害者の女性たち。全員、実名で登場し、彼女たちの体験談を語る、という構成です。被害者だけでなく、R.(ロバート)ケリーの元マネージャーやセキュリティー、ジャーナリストのネルソン・ジョージ、ラジオ・パーソナリティーのミス・インフォ、TV司会者のウェンディ・ウィリアムス、ミュージシャンのジョン・レジェンド、元奥さんのアンドレア・ケリー、そして、実の兄ブルース、や弟のキャリーなど、50人以上の関係者たちにインタビューし、R. ケリーの人物像を浮き彫りにしてゆきます。

R. ケリー、セックス・スキャンダル

R. ケリーのスキャンダルのことを知らない人のために説明すると、事件の発端は、2002年、R.ケリーの出身地のシカゴで、地元の新聞社「シカゴ・サン・タイムズ」宛てに届いたビデオ・テープ。R. ケリーそっくりの男が、ティーンと思われる少女の顔に小便を引っかている映像のセックス・テープだというのです。ま、変態ですね。本人は、テープに写っているのは自分ではない、と強く主張、やがて裁判に発展し、2008年、無罪の判決が下されました。が、R. ケリーをめぐる未成年の少女との性関係の噂は下火になるどころか、ますますエスカレートしてゆきました。

Bruce Kelly

ティーンの女の子が好きなのが何で悪いのか!

服役中の兄、ブルースは語ります。

「みんな好みがあるだろ。オレの弟のロバートは若い女の子が好きなんだ。オレは年上の女性が好き。人それぞれ、ロバートのどこがいけないのかわからないね。」

Robert & Aaliyah

15歳のアリーヤと結婚!

ロバート・ケリーが世間から批判されているのは、ただ若い女の子たちが好き、ということではないのです。大スターという立場を利用し、高校生の少女たちに近づき、「君をスーパー・スターにしてあげるよ。」と甘い言葉で誘い、セックスをし、監禁して自由を奪い、コントロールするという、悪質な手口で何人もの少女を騙してきたらしいのです。だいたい、30過ぎのおじさんが高校を訪問し、女子高生たちとハングアウトするって、ちょっと異常ですよね。R. ケリーはシカゴの高校を度々訪れ、ティーンの女子たちをナンパしていたらしいのです。複数の被害者から訴えられ、裁判沙汰になったことでメディアでも大々的に取り上げられました。1994年、27歳だったRケリーが、18歳と年を偽り、当時まだ15歳だったアリーヤ(1979 – 2001)と極秘結婚していたことが雑誌(Vibe)ですっぱ抜かれ、話題になったことがあります。アメリカでは、オトナが未成年者と性行為をすることはシリアスな犯罪です。

Lisa (当時17歳)

多くの女性たちの証言で、Rケリーが異常なコントロール・フリークだということがわかってきました。。少女たちは、彼を「ダディ―」と呼ばされ、彼の命令には絶対服従しないといけないのです。ほとんど監禁状態で、家族との接触はおろか、友達とも連絡を取ることを許されず、少女の世界にはたった一人、「ダディ―」こと、Rケリーしか存在してはいけないのです。

番組を放映するな、とLifetimeチャンネルを脅迫

番組を制作したのは、アリーヤのドキュメンタリーを制作した、エンターティンメント・チャンネルのライフタイムです。Rケリー側の関係者からは、「内容はまったくの嘘、でっちあげだ。」と、番組放映を止めるよう脅迫されたといいます。Lifetimeは、ドラマチックでスキャンダラスなアプローチで知られるTV局なので、脚色も多いかと思われます。当時のRケリーの少女誘惑説は地元、シカゴの関係者の間でも「常識」と言われていたし、私の知り合いでマネジメントに関わっていた人たちからも聞いていたので、番組内容も事実とそれほど違わないのでは、と思います。放映時間は全6時間。

1月3日(木)9pm Surviving R. Kelly “Hiding in Plain Sight”, “The Pied Piper of R&B”

1月4日(金)9pm Surviving R. Kelly “Sex Tape Scandal”, “The People vs. R. Kelly”

1月5日(土)9pm