DJソルジャー・バイオグラフィー -Japanese

DJ-SOULJAH_130913
ミックス・テープ、DVDのリリースを大々的に展開してDJとしてのスキルを確立したDJソルジャーの名前はNYの日本人コミュニティの間でもよく知られています。彼がNY滞在中の1999年~2010年の約10間の間、クラブでのパフォーマンスなどでファンを拡大、エミネムの衛星ラジオ番組「Shady 45」で日本人初のDJ ミックスを披露するまでにいたりました。マンハッタンにあった大箱クラブ「Avalon」でレジデントDJを務め、ジョン・レジェンドやティンバーランドのお誕生パーティーの特別DJを依頼されたり、ソルジャーの評判はイースト・コーストで急速に広まってゆきました。

ヒップホップ界のバイブル的存在の「ザ・ソース」誌でも本物のヒップホップDJと絶賛されました。ジャスト・ブレイズ、スウィス・ビーツ、KRSワンなど、業界でもソルジャーを讃えるヒップホッパーたちも多く、親しみを込めて「サムライDJ」と呼ばれています。

ニューヨークにはたくさんのDJがいます。ソルジャーが他の人たちと大きく違う点がひとつありました。それは、彼が初期の頃よりマネジメントを設立して、共同体として「DJ Souljah」ブランドを確立しようと試みたことです。今では当たり前ですが、マーケティングソーシャル・メディアをうまくとりいれたのです。選曲の良さ、カッティングやスクラッチのスキルなどDJとしての才能が申し分ないということもあって、DJ Souljah Mix CD シリーズは大成功を収めました。

現在は、日本を中心にアジア各国でヒップホップDJ ・プロデューサーとして活躍しています。

(伊藤弥住子)

ホームページ www.primecuts.com

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