まずはキーシャ・コールが登場。デビュー当時、メアリー J. ブライジの再来と騒がれたキーシャ・コール、2005年のヒット、”Love” そして、“I Changed My Mind”………、 せつない愛を歌い上げます。
“I Should Have Cheated“、”Let It Go“、”I Remember“など、懐かしい曲が続きます。2017年にリリースしたキーシャ・コールの7枚目のアルバム、「11:11 Reset」はあまり話題になりませんでしたが、なかなかいい作品に仕上がっています。以下、”Incapable” を聴いてみてください。
ニィーヨがデビューしたのは2005年、以来、自分のアルバムだけでなく、ビヨンセ、メアリー J. ブライジ、フェイス・エヴァンスなど多くのアーティストにヒット曲を提供してきたことでよく知られています。
オープニング・ナンバーは、2006年のヒット曲、”So Sick” です。”Because of You”, “Miss Independent” などヒット・メドレーが続きます。踊ってはいけない、と忠告されているのに、ステップを踏んだり、左右に歩き回ったり、じっとしていることのできないニィーヨ……..。
”Let Me Love You” など、ニィーヨの愛の世界が繰り広げられます。実はこの曲、ニィーヨが初めて書いた曲なのだそうです。マリオが歌って大ヒット、ニィーヨの名前が俄かに注目された記念すべき曲なのです。さらに、ビヨンセに提供した曲、”Irreplaceable” を披露。そう、♪To The Left ♪ 、というあれです。
新しいアルバムのタイトル曲、”Good Man” は、なんとディアンジェロの「Untitled (How Does It Feel)」のサンプルが使われていてびっくり。それもそのはず、プロデューサーはディアンジェロのオリジナル曲 (How Does It Feel) を手掛けたラファエル・サディークなのでした。
タップ・ダンサーで俳優のGregory Oliver Hines (February 14, 1946 – August 9, 2003) はハーレム育ち。幼少の頃から、お兄さんのモーリス・ハインズと一緒にラップ・ダンスを踊っていました。125丁目にあるアポロ劇場にも、「ハインズ・ブラザース」として頻繁に出演していました。ブロードウェイ・ショー、映画など、俳優としても活躍、リチャード・ギア (The Cotton Club 1984)、ビリー・クリスタル (Running Scared 1986)、ダニー・グロヴァー (A Rage in Harlem 1991)、 ホィットニー・ヒューストン (Waiting to Exhale 1995) などと共演しています。グレゴリーは、すでにすたれ気味だったタップ・ダンスを盛り上げようと、タップ協会を結成したり、若手タップ・ダンサーを育成するなど、数々の功績を残しました。
ドン・シャーリーを演じたのは、バリー・ジェンキンス監督の映画、「ムーンライト」で初のオスカーを受賞した黒人俳優、マヘーシャラ・アリ、そして相棒役のトニー・リップを演じたのは、「指輪物語 The Lord of the Rings」のアラゴルン役でブレイクしたヴィゴ・モーテルセン、このふたりの俳優を起用したことが「グリーン・ブック」の成功の鍵ではないかと思います。
ゲストにフェイス・エヴァンス、ベル・ビヴ・デヴォ―、ドネル・ジョーンズなど、90年代に活躍したアーティスト達が勢ぞろい、懐メロ大会の夕べとなりました。グラミー賞やアカデミー賞と違い、BET (Black Entertainment Television)の番組は、(低予算なため)生放送ではなく、いつも事前に収録するのです。今年のソウル・トレイン大賞はラスベガスにて、11/17に開催されました。まだ放映されていないのに、すでに大賞の映像が一部で出回っているのはそのせいです。
New Jack Swing時代の大人気シンガー、アル B. シュアも久々に登場。11/15に急逝した彼のベィビー・ママ、ディディーの3人の子供の母親でもあるキム・ポーターに追悼を捧げました。