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ブラック歴史月間 Black History Month 2015 Event List

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2月はブラック・ヒストリー・マンスです。黒人の歴史に焦点を当て、マルコムXからブラック・ファッションまでさまざまなトピックにスポットを当てイベントが催されます。ブルックリンとハーレムの図書館で開催されている特別イベントをご紹介しましょう。

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D’Angelo ハーレムのアポロ劇場でライヴ D’Angelo announces The Second Coming Tour

D'Angelo

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14年振りにアルバム「ブラック・メサィア」を完成させたディアンジェロ、いよいよ待望のツアーを開始することになりました。2月11日、スイスのチューリッヒを皮切りに、3月7日のベルギーのブリュッセルまで、合計17回のライヴを開催します。

D'Angelo - Black Messiahヨーロッパ・ツアーに先駆けて、まずは黒人の心のふるさと、ハーレムのアポロ劇場で一発かましてから、と嬉しい取り計らいで2月7日(土)の公演が急遽決定!ディアンジェロとそのバンド、ヴァンガードのコンサートでは新しいアルバムからの曲をたっぷり聴かせてくれるそうなのでお見逃しのないように。チケット入手可能。

D’Angelo and the Vanguard

2/7 8pm @ Apollo Theater

D’Angelo 2015 Second Coming Tour Dates:

02/11 – チューリッヒZurich, CH @ Volkshaus Zurich

02/12 – フランクフルトFrankfurt, DE @ Hugenottenhalle

02/14 – ベルリンBerlin, DE @ Halle

02/16 – パリParis, FR @ Palais Des Congres

02/17 – バーミンガムBirmingham, UK @ O2 Academy Birmingham

02/18 – マンチェスターManchester, UK @ Apollo

02/20 – ロンドンLondon, UK @ Apollo

02/24 – ハンブルグHamburg, DE @ Docks

02/27 – オスロOslo, NO @ Sentrum Scene

02/28 – ストックホルムStockholm, SE @ Annexet

03/02 – アムステルダムAmsterdam, NL @ Paradiso

03/06 – コルンKoln, DE @ Tanzbrunnen

03/07 – ブリュッセルBrussels, BE @ Forest National

クエスト・ラブも応援!Pファンクの草分け、ジョージ・クリントン自叙伝を出版! George Clintn and Questlove @ Schomburg Center

George Clintony at
“Brothas Be, Yo Like George,
Ain’t that Funkin’ Kinda Hard on You?”

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ハロウィーンのシーズンには必ず大きなライヴ・コンサートをすることで有名なPファンクの王様、ジョージ・クリントンが自叙伝を出版しました。タイトルは、過去に本人がリリースしたファンキーでぶっとんだ曲名、「Ain’t that Funkin’ Kinda Hard on You?」をそのまま使うことにしたそうです。現在、全米をツアー中。

George Clinton - Book
ジョージ・クリントン出版記念イベント @ ハーレムSchomburg Center

Questlove and Georgeアポロ劇場などでもパフォーマンスをしてきたジョージにとって、ハーレムは心の故郷です。本のプロモーションで各地を回っているジョージ、ハーレムにあるショーンバーグ・センターにも立ち寄ってくれました。10月28日、進行役にザ・ルーツのリーダー、クエスト・ラヴを迎え、ジョージ・クリントンの本出版記念イベントが開催されました。ニューヨークの他、ボストンやロスアンジェルスなど各地でプロモ・イベントを行いましたが、ハーレムでのイベントはなんと無料、コミュニティーのみなさんへの恩返し…….、ハーレムは黒人にとって魂のルーツなのだということをあらためて認識させてくれました。

george-clinton-200x200登場するなり、いきなり「379ページを読んでほしい。この本を書こうと思ったのは、このページにあるコピーライトのことを書きたかったから。」とコメント。ジョージによると、レコード会社は不法に彼のコピーライトの権利を剥奪し、その結果、印税やサンプル料が彼に入らない仕組みになっているとのこと。自分も弁護士を雇ったのですが、その弁護士でさえもレコード会社からもっと高い報酬で雇われ、依頼主であるジョージを反対に訴えたり、と悲惨な状況なのだそうです。

ジョージがクラックやコカインでハイになっている間に、見たこともない契約書に彼の署名がコピペされ、自ら著作権を放棄したことになっていたとか…..。「何て卑劣な!」と気が付いたのはだいぶ後になってからでした。ジョージはこれを教訓として、ここ数年はドラッグをすっかりやめて頭をすっきりさせ、薬物につぎ込むお金を全部弁護士の費用にあててレコード会社との闘いをする、と決意したのです。「これはオレだけの問題じゃないんだ。スライ・ストーンや他のミュージシャンも同じ、みんなレコード会社に騙されて正当な収入を得られないのが現状。」といいます。

「スヌープ・ドッグやドクター・ドレ、エミネム、ジェイZなど、ラッパーたちがオレの曲をサンプルして払った巨額の金は全部レコード会社がフトコロに入れてオレには一銭も入らない。ひどい話さ。」とジョージはぶちまけます。

特にヒップホップ界でサンプルされまくりのジョージ・クリントンにクエスト・ラヴがすかさず突っ込みます。「一番あなたのサンプルをうまく使ったと思うのは誰ですか?」という質問には、「パブリック・エネミーだね。」と答えています。「とにかく元の曲がわからないくらいチョップ・アップしているし、出来上がった曲が新鮮でとてもクリエィティヴ、こんな風に使われるのだったら本望だね。」と手放しで褒め称えています。「9歳児の意見を尊重しないといけない!」というのがジョージの持論です。常に新しい音楽に反応する若い人たちの耳を侮ってはいけない、というのがその理由。今でもケンドリック・ラマーなど第一線で活躍しているラッパーとのコラボで注目されているジョージ、そんなところに成功の秘密が隠されていたのですね。

ジョージ・クリントンが音楽をやろうと志したのは1950年代後半、ドゥーワップ・ブームの真っ盛りの頃でした。「Why Do Fools Fall In Love」が一世を風靡、フランキー・ライモンは全米のブラック・ティーンたちの憧れの的でした。あのマイケル・ジャクソンもフランキーに強く刺激されたそうです。もともとドゥーワップ・スタイルのグループでスタートしたジョージ・クリントンがなぜPファンクの草分け的存在に……..?その答えを知りたい人はぜひ、彼の自叙伝、“Brothas Be, Yo Like George, Ain’t that Funkin’ Kinda Hard on You?” を読んでみてください。

Brothas Be, Yo Like George, Ain’t That Funkin’ Kinda Hard on You?: A Memoir

伊藤 弥住子

DJ June New York Club Chart ニューヨーク・クラブチャート– October 14, 2014

Magic! Canadian Band
Знаменитый японский женщин-ди-джеем в Нью-Йорке
1. Rude – Magic!

カナダのレゲエ・バンドMagic! この曲と共に彗星のごとく現れて大ヒットを飛ばしました。なんだかのんびりしたレゲエ・サウンドに、彼女のお父さんに、娘さんを下さいってドキドキしながらお願いしたら……君の世話には一生ならない、答えはNo! でも僕は彼女と結婚するもんね!!!っていう内容のかわいらしい、ほのぼのする歌詞です。とってもユニークな一曲。クラブではZeddのエレクトロ・リミックスが断然かっこいいです!

The debut single by Canadian reggae fusion band Magic! “Rude” became a surprise hit. Listen to the lyrics ‘can I have your daughter for the rest of my life/you say I’ll never get your blessing till the day I die……/I’m gonna marry her anyway……’ cute, isn’t it? Remix version by Electronic DJ/producer Zedd made it a club anthem. Nice!

2. Go All Night – gorgon City feat. Jennifer Hudson

わー、良いですね。凄い歌唱力のあるジェニファー・ハドソンが、こういう90’sっぽいディープ・ハウスをやるのを待ってました。かなりそこらへん、ど真ん中の感じに仕上がっていてかっこいいです。Kiesza の“Hide Away”みたいなディープ・ハウスな曲が流行っているのは嬉しい限りです。

Absolutely love this!! I’ve been waiting for J Hud to do a 90’s Deep House song like this. This is sooo Kiesza! This is great.

3. Time For Love – Chris Brown

今回はBPM105くらいのちょうど爽やかに踊れる速さのR&Bです。ドレイクの”Hold On We’re Going Home”とつなげてかけたい、私の大好き系R&B。こういう爽やか系、最近なかなかでてこないので貴重、もっと作って欲しい!

Classic Chris Brown, “Time For Love” is mixing mainstream and pop elements with Up-Tempo R&B with BPM about 105, just perfect to dance to. Makes me wanna play this and shift to Drake’s “Hold On We’re Going Home.” This is my kind of fresh R&B!

June
DJ June This Week’s Event

Tue, 10/14 @ Santos Party House with Tony Touch and guest DJ Enuff
Thu, 10/16 @ Bob (235 Eldridge street) 10pm~
Fri, 10/17 @ Providence AC in the Tropicana Hotel 11pm~
Sat, 10/18 @ Providence AC 10pm~