ゲストにフェイス・エヴァンス、ベル・ビヴ・デヴォ―、ドネル・ジョーンズなど、90年代に活躍したアーティスト達が勢ぞろい、懐メロ大会の夕べとなりました。グラミー賞やアカデミー賞と違い、BET (Black Entertainment Television)の番組は、(低予算なため)生放送ではなく、いつも事前に収録するのです。今年のソウル・トレイン大賞はラスベガスにて、11/17に開催されました。まだ放映されていないのに、すでに大賞の映像が一部で出回っているのはそのせいです。
New Jack Swing時代の大人気シンガー、アル B. シュアも久々に登場。11/15に急逝した彼のベィビー・ママ、ディディーの3人の子供の母親でもあるキム・ポーターに追悼を捧げました。
この8月15日(日本では終戦記念日)に華々しくオープンしたお洒落なショップ、「ドクター・緑の親指 Dr. Greenthumb薬局」のオーナーは、何と、90年代に活躍したラップ・グループ、サイプレス・ヒルのB. リアルなんです。寝ている時以外はずっとクサを吸いっぱなしのB. リアル、趣味が高じてマリファナ・ビジネスを始めてしまいました。お店の場所は、カルフォルニア州のサン・フェルナンド・ヴァリ―地区です。
「ドクター・グリーンサム薬局」では、40品目以上のクサを取り揃えています。約20年にわたり大麻の研究を続けているパートナー、フジシマ・ケンジ氏と共同で開発した、南カルフォルニアで人気の OG Kushを改良したものが中心だそう。お洒落でハイエンドなドクター・グリーンサムですが、お値段のほうはバーナーの「クッキーズ」とだいたい同じくらい。1/8オンスで$25(¥2,820)くらいから揃っています。オープニングの日は、B. リアル本人が自らお店に出向き、レジ・カウンターでお客様サービスに勤めていました。
まだ、法律で人種差別されていた時代、黒人旅行者のためのガイド・ブック「The Negro Motorist Green Book」、通称‘グリーン・ブック’というのがありました。このガイド・ブックには、各地で、黒人でも泊まれるホテル、モーテル、食事ができるレストラン、コーヒー・ショップなどの情報が掲載されていました。また、民間の人が自分の家の部屋を貸すといった、現在のエアーB&Bもリストされていたといいます。当時(Civil Rights Acts, いわゆる人種差別撤廃法案が1964に成立する前)は、ほとんどのホテルやレストラン は黒人お断り、特に、差別の激しかった南部では、日が沈むまでに町を出ないと袋叩きに合うなど、黒人たちにとって死活問題でした。全米をツアーする黒人ミュージシャンたちも、このグリーン・ブックを「旅行のバイブル」として愛用していたといいます。
発行人はハーレム(NY)在住のビクター・ヒューゴ・グリーン氏で、、「黒人が安心して車で旅行できるガイド・ブックを作ろう。」という発想から、このグリーン・ブックが1936年に誕生しました。ハーレムの郵便局職員だったグリーン氏は、南部の郵便局で働く仲間から、黒人を受け入れてくれる宿泊施設や、食事ができるレストランなどの情報を集め、The Negro Motorist Green Bookを刊行しました。これが大当たり。やがて、グリーン氏は郵便局を辞め、このガイド・ブックの編集に専念、西135丁目にオフィスを構え、以来、毎年刊を重ね、1966年まで発行し続けました。