1973年、5月2日、ニュージャージー州の高速道路、ニュージャージー・ターンパイクで、パトロール中の州警察官が殺害される、という事件がありました。その首謀者として名前が挙がったのがブラック・パンサー党党員、のちのブラック・リベレーション・アーミーのメンバー、アサタ・シャクールです。
ラッパー、今は亡き2パックのゴッドマザーとして知られているアサタ・シャクールの影響力はとても大きく、特にヒップホップ界では、彼女を題材にした作品も多く発表されています。シカゴを代表するコモンもその一人。わざわざ彼女に会いにキューバまで行き、「ア・ソング・フォー・アサタ」で革命の闘志、アサタ・シャクールの勇気を讃えています。