[Black History Month]マルコムXミュージアム主催特別パネル・ディスカッション

Malcolm X

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Black History Month
The Malcolm X Museum Presents Its Annual Commemoration of the Anniversary of the Assassination of Malcolm X / El-Hajj Malik El-Shabazz

マルコムXミュージアム主催特別パネル・ディスカッション

221日(木)630分−9時まで

@ Schomburg Center for Research in Black Culture
Malcolm X Blvd. & 135th Street, Harlem, NY   MAP

毎年2月はブラック・ヒストリー月間、全米でさまざまなイベントが開催されます。特に黒人公民権運動のために闘ったブラック・リーダーたちの活動の場だったニューヨークでは記念行事が目白押し。なかでも重要なのは毎年ハーレムのショーンバーグ・センターで行われている「マルコムXミュージアム」と題するパネル・ディスカッションです。

マルコムXが暗殺されたのは1965年2月21日、X没後48年になります。今回のテーマは「最近のメディア文化と黒人社会におけるその影響」、映画やテレビで取り上げるブラックのイメージに焦点を当てるようです。最近公開されたジェイミー・フォックス、レオナルド・デカプリオ共演映画、「ジャンゴ・アンチェインド」の 黒人奴隷の取り上げ方をめぐる論争がきっかけでこういったテーマを取り上げることにしたようです。そもそもの発端は映画監督スパイク・リーの怒りの発言でした。映画「Django Unchained」のシーンで黒人奴隷に向かって白人が「ニガー」という言葉を連発、それに憤りを感じたスパイク・リーが「差別だ、祖先への侮辱だ!こんな映画はボイコットすべき。」と騒ぎ立てたのです。確かにメディは非常に大きなパワーを持っています。私たちは知らず知らずの間に洗脳されています。

「メディアというのはこの地球上で最もパワフルだ。無罪でも有罪にすることができるし、また有罪を無罪にすることも可能だ。これはパワー以外のなにものでもない。多くの人の心を操ること、それがパワーだから。」 故マルコムXの言葉にも要約されています。

パネリストにはインディーのフィルム・メーカー、Dami Akinnusiコネチカット大学の教授、Jelani Cobb, イメージネイション・シネマ(ImageNation Cinema Foundation) 経営、Moikgantsi Kgamaを迎える予定です。いったいどんな展開になるのか…….乞うご期待。

参加費は無料ですが、すでに申込者数がキャパシティを上回りソールド・アウトとなっていますが、キャンセルがでる可能性が高いので直接会場に行ってみる価値あり、です。問い合わせ先(212)340-9502

マルコムXミュージアムというタイトルのレクチャーですが、マルコム本人と関係のある議論を繰り広げるのかとても興味津々。追ってレポート致します。

ところで、マルコムXって一体どんな人だったのでしょう。それも次回取り上げたいと思います。

(伊藤弥住子)

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