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あのモータウンの花形メール・グループ、ザ・テンプテーションズがミュージカルに。踊りが凄い、と評判!

‘Ain’t Too Proud — The Life and Times of The Temptations’

ベリー・ゴーディーが築いたモータウン・レコーズは、今でもアメリカン・ドリームとして語り継がれています。ブロードウェイ・ショーでも「ドリーム・ガールズ」、「モータウン・ザ・ミュージカル」などが上演され、多くの観客を魅了してきました。モータウンの成功の秘訣は、「アーティスト・イメージ」だ言われています。白人受けするようにアレンジしたポップな黒人音楽がその要ですが、清潔なルックス、洗練された踊り、インタビューでの受け答えなど、そのアーティスト教育が功を奏したと言えます。

2019年春(2/28オープン)にニューヨークのブロードウェイで上演が決まったのが、ザ・テンプテーションズのミュージカル版、「エィント・トゥー・プラウド」です。すでに、ワシントンD.C. で初演され、その評判は上々です。初日、会場には、モータウンの創始者、ベリー・ゴーディ(88歳!)本人の他、レーベルに所属していたシュープリームスのオリジナル・メンバー、メアリー・ウィルソン、そして、テンプテーションズのメンバーで、グループのまとめ役だったオーティス・ウィリアムズが駆けつけ、「素晴らしい出来だ!」とコメントしています。

テンプスのメンバーを演じる俳優たちのダンスが「凄い!」、と 話題になっています。それもそのはず、多くのメンバーがアルヴィン・アイリー・ダンス学校など、本格的にダンスを習得したダンサーたちなのですから。

脚本はオリジナル・メンバーで唯一の生存者、オーティス・ウィリアムズの回想録に基づいています。グループの成り立ちから、60年代に一世を風靡した大人気グループ、「ザ・テンプテーションズ」の物語を音楽と踊りで綴ります。

ヒット曲満載、覚えていますか、この曲。

“Get Ready”

“My Girl”

“Just My Imagination (Running Away With Me)”

“Ain’t Too Proud to Beg”

“Papa Was a Rolling Stone”

“Cloud Nine”

グループのメンバーは5人ですが、デビューの頃(1960)から現在まで、約58年の間に在籍したメンバーの数は24人にもいるそうです。うち、クラシック5と呼ばれる、黄金期のメンバーは以下の通り。

左より、デヴィッド、メルヴィン、ポール、オーティス、エディ

デヴィッド・ラフィン(リード)David Ruffin 1991年、50歳で薬物オーバードース死

メルヴィン・フランクリン(ベース)Melvin Franklin 1995年、52歳で病死

ポール・ウィリアムス(バリトン)Paul Williams 1973年、34歳でピストル自殺(他殺説あり)

オーティス・ウィリアムス(バリトン)Otis Williams 77歳現役hi

エディ・ケンドリックス(ファルセット)Eddie Kendricks 1992年、肺癌で52歳で死亡

オーティス・ウィリアムスを除いて、オリジナル・メンバーは全員若くして死亡しています。平均年齢はなんと、53歳! まるで、発展途上国なみですね。ドラッグ、ストレス、精神病がはびこるエンターティンメント業界の宿命でしょうか……..。

Ain’t Too Proud ミュージカルのチケットは49ドルより。初日の2月28日はもちろん、3月もほぼ完売で、チケット入手がかなり困難なようです。来年の11月までのスケジュールが発表されていますので、今のうちに購入されることをお薦めします。上演時間は休憩をはさんで2時間30分です。

Ain’t Too Proud – The Life and Times of The Temptations

Imperial Theatre

249 West 45th Street

New York, NY 10036

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