
Soul Factory – BB Kings – NYC – Apr 2015 ©Sean J. Rhinehart For more of me: http://seanjamar.com/
「ブラック・ミュージックという言い方はしない方がいいわね。アメリカではアーバン・ミュージックだから。」
パブリシストのフィオナ・ブルームのアドバイスに、ナオが真剣にうなずく。
ニューヨークのとあるホテル。間もなくワシントンDCのラジオ局からの生放送の電話インタビューが始まるのだ。
アメリカのメディアは手加減しない。新人でも日本人でも容赦なくストレートな質問をぶつけてくる。慣れていないナオのために事前に教えてもらった質問の一つが「なぜあなたはソウル・ミュージックを歌うのか?」アーバン・コミュニティにとって、アジアの小さな島国の女の子が、ファンキーなソウルを歌う事は未だに不思議なのだ。







































