12月リリース予定だった新作「マスターマインド」を3月4日に発売することを決めたリック・ロスのアルバム視聴パーティーが昨日(2/11)開催されました。今絶好調なアーティスト、リック・ロスの話題作とあって、厳寒の中500人を超す関係者がマンハッタンの会場、西50丁目の「ニューワールド・ステージ」に集まりました。
Rick Ross, DJ Khalid, Busta Rhymes, Meek Mill, Jermaine Dupri, Bow Wow, Free (former 106 & Park host), Sway (BET, MTV)
本人の他、DJ Khalid、バスタ・ライムズ、ミーク・ミル、ジャメィン・デュプリ、バウワウなど、アルバムでコラボしているアーティストやレーベルの仲間などが駆けつけ、VIPルームは高校のランチ・ルームのような賑わいでした。ヒップホップ・イベントにつきもののKUSAで室内は煙が立ち込め、こわもてのリックの目が潤んでいました。
まずはウォーム・アップのカクテル・タイム。Pディディーのお洒落ウォッカ・ブランドCirocのイメージ・キャラクターをリック・ロスが務めているということもあって、シロック・カクテルがふんだんに振る舞われました。
Mastermind
ニュー・アルバムには、すでにラジオでもヘビロ(heavy rotation)のジェイZをフィーチャーしたシングル、”The Devil Is A Lie”も収録されます。視聴会はスクリーンに映し出されるビデオの映像を見ながらアルバム曲を聴いてゆくという気のきいた趣向ですすめられます。リック本人の挨拶のあと、”Rich Is Gangsta”が巨大なスピーカーから爆音で鳴り響きます。ストリート・ライフを表現した”Drug Dealers Dream”………ギャングスタ「リック・ロス」の世界が広がります。1997年のノートリアスB.I.G. “You’re Nobody (Till Somebody Kills You)”にインスパイアされて作った曲、”Nobody”にはオーディエンスが熱い声援をおくり、ヒットの兆しが……..。カニエ・ウエスト、ビッグ・ショーン参加の”Sanctified”や、リル・ウェインをフィーチャーした”Thug Cry” など大きなヒットになりそうな手ごたえのある作品ばかり。アルバムのデラックス盤のみに収録されるという、ヒューストン代表のスカーフェイスとのコラボ曲、”Blessing In Disguise”でリスニング・セッションを締めくくりました。