Tag Archives: マイク・タイソン

[Black History Month]2パックとビギー、事件の全容に迫るTVドキュメンタリー・シリーズ

20年以上たった今でも犯人不明、迷宮入りになっているのが、ヒップホップ界の二大ジャイアント、2パックとビギーの殺人事件です。

1996年9月、ラスベガスのMGMホテルでのマイク・タイソンの試合後に撃たれ、約一週間後に25歳で亡くなった2パック、半年後の1997年3月、ロサンゼルスのパーティー会場から車で帰宅途中、銃弾を浴びて即死した24歳のビギー……..、この二つの事件は、実は関連があるという推理にもとづいてドラマ化されたのが、2/27(火)から始まるTVミニ・シリーズ、「Unsolved: トゥパックとノートリアス・B.I.G. 殺害未解決事件」です。全10話。

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プリンス「アーセニオ・ホール・ショーThe Arsenio Hall Show」にゲスト出演

Prince

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音楽ファンにとってアメリカのテレビは情報源として欠かせません。コンサートのライヴ放送やアワード賞のパフォーマンス、トーク・ショーでもミュージシャンが頻繁に出演します。今、夜のトーク・ショーで熱いのが「The Arsenio Hall Showアーセニオ・ホール・ショー」です。先週はファンキーなプリンスが登場、通常はゲストが3-4人出演するのですがそこは天下のプリンス、オンリー・ゲストとして一時間たっぷりトークとパフォーマンスを披露してくれました。プリンスのコンサートを体験した人なら知っていると思いますが、オーディエンスも紫の服を着てファンク・ミュージックの王子様、プリンスに敬意を表します。この日のアーセニオ・ホール・ショーはパープルに身を固めたファンたちでいっぱい、プリンスを囲んで和やかなイベントを繰り広げました。

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チャック・ジャクソン近況報告:Special Report “ママ・アイ・ウォント・トゥ・シング/Mama, I Want To Sing” 30周年記念ガラ祝賀イベント#2

Chuck Jackson2

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ブラック・ミュージカル、Mama, I Want To Sing
30
周年記念ガラ祝賀イベントReport #2
チャック・ジャクソン近況報告

1962年に「Any Day Now」という大ヒットをだして一躍人気R&Bスターの座を獲得したチャック・ジャクソンも来ていて大感激。お話をする機会があったのでミニ・インタビューを試みました。

H2N:                  ミスター・チャック・ジャクソン、お元気そうですね。現在はどこを拠点に活動しているのですか。

Chuck:         あちこちに行っています。ちょうどデトロイトでショーをやってNYに戻ってきたところです。

H2N:                  チャックさんといえば、80年代ニューヨークにあったライヴ・ハウス、「スウィートウォーターズ」によく出演されていましたね。あそこは有名人がよく来ることで知られていて、ボクシング界のチャンピョン、マイク・タイソンが遊びに来ていた時がありました。当時、マイクとフィアンセのロビン・ギブンスは熱々のカップルでマスコミでよく取り上げられていました。その晩、彼女が遅れてきて、マイクがイライラしていて店内に緊張感がみなぎっていたのをよく覚えています。

Chuck Jackson

Chuck Jackson

Chuck:         そうそう。わたしもあの時のことはよく覚えています。その後、ロビン・ギブンスは有名な女優になってしまいましたからね。

H2N:                  今はニューヨークにいらしていますが、もう「モータウン・ザ・ミュージカル」をご覧になりましたか。(チャックは一時、モータウン・レコードに在籍していたことがあります。)

Chuck:         いや、まだです。確か本公演は4月からだったと思います。(4/14より開催。)夕べもスモーキー・ロビンソンと電話で話したところです。是非、観に来て欲しいと言ってくれているので近いうちに実現すると思います。わたしもモータウンにいた時期があるので、どんなショーが展開されるか楽しみです。

H2N:                  チャックさんは60年代からずっと活躍していますが、最近でも新しい作品を発表していますか。

Chuck:         今、アルバムを制作中です。最初にデビューした時のレーベル(Wand 1976年に売却され現在は別名のレーベル) とまた契約しました。スモーキーも曲を提供してくれています。他にも、Hal David/Burt Bacharach、Jerry Leiber/Mike Stollerたちとのコラボが決まっています。

H2N:                  ということは、クラシックな「チャック・ジャクソン」が期待できるということですか。

Chuck Jackson

Chuck:         その通り。レコード会社から、今風なサウンドを意識せず好きなように制作して欲しいと頼まれました。わたしのバンドには日本人のシンガーがふたりいて、もう16、7年一緒にやっています。素晴らしいR&Bアルバムをお届けできると思います。詳しいことはわたしのウェブサイトを見て下さい。

www.chuckjackson.org

H2N:                  日本にも来てくれますか。

Chuck:         もちろん。日程はまだわかりませんが、確か日本でのライヴの話がきていたと思います。あちこち回って、日本のみなさんにも本物のR&Bを体験していただきたいですね。

H2N:                  それは嬉しいですね。楽しみにしています。ありがとうございます。