爆発的大人気のヒップホップTVドラマ、「エンパイア」のシリーズ第二弾がいよいよ今週9月23日(水)からFoxでスタート!
テレンス・ハワード主演、アリーシャ・キーズ、ジェニファー・ハドソン、クリス・ロック、レニー・クラビッツ、ナオミ・キャンベル・・・
スーパースターが続々出演するドラマ「エンパイア」のシーズン2、いったい何がそんなに人気なのか? 他に誰が出ているのか? 詳しくはこちら!!
爆発的大人気のヒップホップTVドラマ、「エンパイア」のシリーズ第二弾がいよいよ今週9月23日(水)からFoxでスタート!
テレンス・ハワード主演、アリーシャ・キーズ、ジェニファー・ハドソン、クリス・ロック、レニー・クラビッツ、ナオミ・キャンベル・・・
スーパースターが続々出演するドラマ「エンパイア」のシーズン2、いったい何がそんなに人気なのか? 他に誰が出ているのか? 詳しくはこちら!!
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爆発的大人気のヒップホップTVドラマ、「エンパイア」のシリーズ第二弾がこの9月23日から放映されます。
大手レコード・レーベル「エンパイア」のオーナー、ルーシャス・リオン(Terrence Howard)とその息子3人のうち、誰が会社を継ぐかという、お家争いがテーマのソープ・オペラです。
舞台はニューヨーク。地元のドラッグ・ディーラーだったルーシャスは妻のクッキー(Taraji P. Henson)と共にハッスルして荒稼ぎしますが、警察の手入れでクッキーが逮捕され刑務所行き……。難を逃れたルーシャス、持ち前の音楽の才能を生かしてドラッグの収入を元にインディー・レーベルを立ち上げます。ヒップホップの台頭と時を同じくし、ストリート・ハスラー的なビジネス・センスでヒットを連発、彼のレーベル「エンパイア」は押しも押されぬ巨大なレコード会社へと成長しました。このあたりの背景は、90年代のデフ・ジャムのラッセル・シモンズ、バッド・ボーイのディディー、ロッカフェラのジェイZなど若くして頂点を極めたストリート・ハスラーたちを彷彿とさせます。
TVドラマ「エンパイア」はフィクションですからドラマチックな展開が用意されています。甘い成功を味わう間もなく、オーナーのルーシャスは不治の病で余命いくばくもない、と医者から宣言されます。今のうちに3人の息子の誰かに権力を委ねよう……。予期せぬタイミングでルーシャスの元妻、クッキーが17年という長いお努めを果たし刑務所から出てきます。ビッグ・レーベル、「エンパイア」の噂はもちろん獄中のクッキーにも伝わっていました。ルーシャスとの間にできた3人の息子たちも獄中の彼女に面会に来ることはほとんどありませんでした。出所したその足で、クッキーは自分が基礎を築いた「エンパイア」の元夫、ルーシャスに会いに行きます。「17年間、あたしはあんたの罪をかぶってムショで人生を犠牲にしたんだ。その代償を払ってもらおうじゃないか。」と要求を突きつけます。
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クリスマス・シーズンは娯楽映画の大作が一斉に公開されます。クリスマスに相応しいモーゼを題材にした「Exodus: Gods and Kings」や家族向けの「アニー」などにまじって、コメディアン、クリス・ロックが監督/主演の「Top Five」がボックス・オフィスを賑わせています。
スタンド・アップのお笑い芸人としてスタートを切ったクリス・ロック、映画俳優としても、1991年の「New Jack City」、1993年の「CB4」、2001年の「ダウン・トゥ・アース」、2003年の「ヘッド・オブ・ステート」、2005年の「ロンゲスト・ヤード」など、これまで30本以上の映画に出演しています。コメディだけでなく、マジな役にも取り組んできましたが、なぜかシリアスなアクターとは思われていないようです。その本人の葛藤を面白可笑しく映画化したのが「トップ・ファイヴ」です。自ら脚本・監督・主演をこなし、自分のやりたい放題、本音で勝負したのがこの作品。資金もなく、制作できるかわからないまま、スタンド・アップ・コメディのノリで脚本を書いたら、すぐにインベスターがみつかり、8ミリオンをいう大金をぽん、とはたいてくれたそうです。クリス曰く、その人にしてみれば、「ほんの小銭」なのだとか。
とにかく面白い!
主人公は全米でトップのコメディアンだったアンドレ・アレン(クリス・ロック)、最近は全盛の頃に比べ「あまり面白くない」とその人気も下火です。アル中気味でお酒をやめてから、どうもジョークにもエッジがなくなってしまったようなのです。本人も自分のお笑いキャラにいきずまりを感じはじめ、19世紀に起きたハイチの奴隷の反乱を題材にしたシリアスな映画「Uprize!」を制作、主演しますが、一般の反応はいまいち。と、同時に、リアリティTVの美人スター(ガブリエル・ユニオン)との結婚式のを控え、彼女の番組でその一部始終をテレビ生中継することにいささかの疑問をもちます。
エージェント(ケヴン・ハート)に説得され、アンドレは自分の映画の宣伝のため、ニューヨーク・タイムズの取材を受けることになりました。もし「Uprize!」がコケたら、「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」いきだぞ、というエージェントのジョークが、タレントたちの厳しい現実を物語っています。これまで、何度も辛辣な映画評論家ジェームス・ニールセンから、アンドレの過去の映画をことごとくこき下ろされ、もう二度とタイムズのインタビューはお断り、と心を閉ざしていたアンドレですが、彼以外のレポーターを送り込むということでしぶしぶ承諾したのです。
映画はそのレポーター、チェルシー・ブラウン(ロザリオ・ドーソン)とアンドレ・アレンのニューヨークでの一日を追っていきます。
ちなみに、タイトルの「トップ・ファイヴ」というのは、上位5位までのランキングのこと。ここではラッパーのトップ5ですが、ベスト映画トップ5とか、女優のトップ5とか、とにかく自分の好きなもののトップを挙げるのが大好きなアメリカ人の暇つぶしのことなのだそうです。アンドレ・アレンのトップ5はJay-Z, Nas, Scarface, Rakim, Biggie, そしてLLクールJがトップ6と、5位までというルールは無視、まぁそれもご愛嬌。
アンドレが育ったブルックリンのフッドを訪れ、昔の仲間たちとバカ話に花を咲かせます。みんなで、「オレのトップ5」を語ります。実際のコメディアンたちが参加しているこのシーン、ほとんどアドリブなのだそうです。クリス・ロック監督のコメディアン仲間、トレイシー・モーガンも出演、ジョークがさく裂します。トレイシーは実生活で6月に交通事故にあい、以来、リハビリを続け、ウォーカーで歩けるようになったそうです。
最初から最後までニューヨークの街でのロケ・シーン、生き生きとした躍動感に満ちたNYの映像に、思わず「I Love New York!」と叫びたくなります。
フッドでは黒人の少女たちが縄跳びをしています。おなじみのダブル・ダッチ、「オレにもやらせろ」と、アンドレがタイミングを見計らいます。ロープが空中と地面をリズミカルに行き交います。チェルシーはすんなり入っていってジャンプしますが、アンドレはためらいがち…….。言い出した手前、今さら引けない…….。何気ないシーンに見えますが、かなりオカシイ。さすがクリス・ロック監督、お笑いのツボをしっかり押さえているなぁと感心しました。
レポーター、チェルシーとの会話でアンドレの本心が少しづつ見えてきます。自分のお笑いがなぜ面白くなくなってしまったのか、なぜリアリティ・ショーのホストのエリカと婚約したのか、自分はいったい何をやりたいのか…….。アンドレはチェルシーと話していて、とても素直になれる自分を発見します。この映画を通して、アメリカのメディア業界、ハリウッドの映画産業の現場、そしてコメディの世界で生きる人たちの本音が見えてきます。コメディ形式をとっていますが、実はこの「トップ・ファイヴ」、ドラマあり、ロマンスありで、ただのドタバタ喜劇に終始していません。タイラー・ペリー監督、クリス・ロック監督の美学を見習ってください……..。
だんだんチェルシーに気持ちが傾いていくアンドレ。そのチェルシーの正体は意外にも・・・!? そして、あらたな展開が…….。映画の終わりはちょっとメルヘン調でムリがありますが、全体的にはとてもよく出来ています。
アダム・サンドラー、ジェリー・サインフェルド、セドリック・ザ・エンターティナー、DMXなど、クリス・ロックの友人たちを総動員した豪華キャスト、これまでのクリス・ロック映画の中でも最高の作品だと思います。マジで笑えます。
伊藤 弥住子
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