Let’s legalize the adult use of recreational marijuana, once and for all – Andrew Cuomo
ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモが記者会見し、「早ければ来年、2019年に、ニューヨーク州で大麻を合法化する。」と発表して話題になっています。医療用だけでなく、レクリエーション(嗜好)目的でもマリファナが合法として認める方針だとか。
ニューヨーク市長、ビル・デ・ブラジオの奥さん、シャーレーンも若い頃はマリファナを吸っていたし、大麻合法化には賛成だとのこと。「マリファナを合法にすることによって、今までのように多くの違反者を逮捕せずによくなるし、社会全体がより安全になることが期待できると思う。」とコメント。さすが、数少ない、要職にある黒人女性としての彼女の言葉、説得力があります。
税収の使用目的に焦点
そこで、税収入を何に充てるかで大騒動になっています。一年間で見込まれる大麻の市場売り上げは推定、1,900億から3,900億円だそう。ニューヨークの税率は7 – 15%、ざっくり200億円くらいの税収が見込めるとのこと。
あらたに見込まれるマリファナ税の使い道は…….。まだ捕らぬ狸の皮算用、でしかないのに、すでにそのお金を何に使うかべきか、というさまざまな意見が飛び交っています。なかでも有力なのは、地下鉄整備費用などに税収を使うべき、というもの。
でも、待った?異議アリ、と反論する人たちがいます。
従来のドラッグ法案のせいで、アフリカン・アメリカンやヒスパニックの若者たちが理不尽に逮捕されたり、マリファナ所持というだけで何年も刑務所に入れられたり、ずっと犠牲になってきたのだから、彼らのコミュニティに還元すべき!この機会に、今までの不正を償うべき。」というのです。
この先も、大麻合法化をめぐる進展が気になります