アメリカの西部、カルフォルニア州などでマリファナが解禁され、大麻を吸うことは日常的になってきました。でも、タバコのように口から吸うのは肺がんになる可能性もなきにしもあらず。クサの匂いが髪の毛や服についてしまうのはイヤ、という女性も多く、「食べるマリファナ」がもてはやされています。
そこで登場したのが、ウータン印の食べるマリファナ「Wu-Goo」です。シャオリン(ニューヨークのスタテン島)出身のヒップホップ・グループ、ウータン・クランが開発したブラウニー、「ウー・グー Killah Bee」は大麻のエキスを混ぜて開発した「食べられるマリファナ」、すべて自然な原料を使ったオーガニック・フードです。大麻の主要成分のTHC (Tetrahydrocannabinol カンナビノイドの一種)入りなので、クサを吸ったときと同じ効果が得られるそうです。
先日、ロスアンジェルスのお店でサンプルを配ったところ、大反響、近々大々的に商品展開をすることになりました。気になる価格のほうは、ブラウニー一個入りのパックが$35-$40(¥3,850-$4,400)と、決して安くはありませんが、ハイになるだけでなく、薬としての効果もあるとかで一石二鳥。ブラウニーのほか、クッキーやグミなどの商品も開発してゆく予定だとか。
合法とはいえ、各州で法律が違うので、とりあえずはカルフォルニア州のお店のみでの販売だけで、地方発送はしないとのこと。詳細が決まり次第お伝え致します。
ウータンのデビュー・アルバム、Enter the Wu-Tang 36 Chambers が25周年を迎えました。