ニューヨークの音楽ファンの間ではすでによく知られているレゲエ・バンド、「ブラウン・ライス・ファミリー」が新しいシングル、Latin Goes To Skaをリリース、その記念パーティーがマンハッタンのダウンタウンのクラブにて開催されました。
Brown Rice Family (BRF) 「玄米家族」、というグループ名からもわかるようにとてもオーガニックなバンドです。もともとはルーツ・レゲエのバンドとしてスタートしましたが、ジャマイカ、ハイチ、アフリカ、日本など、世界中からメンバーが集まり、アフロビート、ジャズ、ラテン、ファンク、ロック、ヒップホップなど、さまざまなサウンドを取り入れたワールド・ミュージック・バンドに成長しました。インディーですが、WNYC’s Battle of the Borough音楽祭で優勝したり、とても注目されています。結束の強さの秘密は、静岡出身のユウイチさんがリーダーとしてみんなをしっかりまとめているから。
ユウイチさん自ら、実家の静岡産のお茶の葉からオーガニック石鹸を作って販売、バンドの活動資金として運用しています。音楽も食生活もすべてオーガニックというライフ・スタイルを実践しているグループがブラウン・ライス・ファミリーなのです。
今回のニュー・シングル、「ラテン・ゴーズ・トゥ・スキャ」は、1964年にジャマイカのスカ・バンド、「The Skatalites」がStudio Oneレーベルからリリースしたの同名のヒット曲にBRFがオリジナルの歌詞をつけてレコーディングしています。みんなで踊って楽しもう、という陽気でハッピーな曲です。カラフルでスタイリッシュなファッションがとても新鮮です。暖かい夏にぴったりな一曲、ライヴ公演もこれから夏にかけて目白押しです。ニューヨークだけでなく日本からも出演のオファーがきているそうです。この機会にぜひBRFのワールド・ルーツ・ミュージックを体験してみましょう。